沢山のショーやぬいぐるみのような愛らしい犬で有名なトイプードルですが、
どのような歴史のある犬なのでしょうか?
一番古くみられているのは紀元前30年ほどと言われるローマ皇帝の彫刻に
プードルらしき犬が見られているということから
随分古くからいる犬であることがわかっているようです。
元は水猟犬だったといわれ、鳥などを捕らえに水に入って泳いでいたことから
独特の刈り込みになったといわれます。
16世紀に入って貴族などの夫人に好まれるようになって
改良が重ねられていって今のスタイルになってきました。
利口で快活な犬なため、スタンダードプードルと言われる大きめのプードルを
ミニチュアプードルに小型化し、
その後さらに改良されてトイプードルになったといわれています。
トイプードルになってからは宝石をちりばめた首輪などをつけられたりし、
貴婦人が抱いてつれて歩く姿もありました。
そういったことから非常に人気が出て広がっていった犬と言われます。
元々は大きめの水の中で猟を行うドイツの狩猟犬の一種だったものが、
今現在ではカップに入るほどの小ささにまでなったのです。
あの独特のスタイルは心臓が冷えないで、
泳ぎやすいことを考えたスタイルだったのです。
ショーなどで活躍するトイプードルはスタンダードプードルの
美しさを損なわずに小さくなったものといえるでしょう。
トイプードルは元々は大きめのスタンダードプードルから
ミニチュアプードルになった改良されて生まれた超小型犬です。
トイプードルはショータイプのものもおり、
それらについてはショーに出品されるために訓練された犬たちです。
トイプードルの中にはティーカッププードルと称されるものがあり、
それらは本当にティーカップに入るほどの小ささです。
大人になっても800gほどのトイプードルが
一般的にティーカッププードルと言われており、
値段も非常に高いものが多いのです。
毛の色は一番スタンダードなホワイトの他、
レッド、ブラウン、ブラックなどとなっており、
色みの薄いレッドなどと言われていることもありますが、
一般的には単色であるのが望ましいといわれています。
レッドやブラウン、ブラックなどの濃色については、
スポットと呼ばれる白い毛などが混じることがあり、
これは良くないといわれています。
一般的に家庭で飼うのなら、小さな胸のスポットぐらいは
自分の家の子の目印にしてしまうところですが、
ショーなどにおいては認められないものとなります。
白に逆に濃色のスポットが入るのもダメであると言われています。
こうした毛色のトイプードルは一般的には巻き毛であり、
ほとんど毛がぬけないことで有名です。
ペット用のバッグからひょこっと顔を出す
ぬいぐるみさながらの愛らしい犬、トイプードル。
この可愛らしい犬の性格は明るくて、利口で、時に快活です。
ただ、小さくても少々勇敢な部分もやはり元が猟犬だからか残っています。
子供のころからきちんとしつけていくと
本当にきちんとしたいい犬になってくれます。
それが出来ないでいると落ち着きの無い子になってしまうこともあります。
とても可愛く、なんとも罪作りな甘え方をするのですが
いたずらっこになると可愛いどころか大変なことになるのは他の犬と同じです。
プライドが非常に高い犬なので、愛情豊かに育てる必要があり、
いじけてしまうとなかなか言うことを聞きません。
気に入らない犬などがいると、それまで大人しかったのに
突然かみつきに行くことがあるのも元の狩猟犬の血がそうさせるのでしょう。
特に小さくうさぎのように見えるチワワにかみつくプードルが多いようです。
人間にはめったやたらと暴れることはなく、このあたりはしっかりとしていますが、
他の犬にかみつくことがあるのは覚えておきましょう。
トイプードルは小さいですから大きめの犬に喧嘩をしかけると
大怪我をしてしまうこともあります。
少々きかない気位の高いお嬢さんのようなトイプードルですが、
飼い主には甘えてべったりの可愛い性格をしています。
トイプードルは何も見た目の可愛さだけではありません。
性格が社交的でほがらかな性格であり、
大人しく利口な子が多いのも知られています。
小さな子をもつ親がトイ・プードルを選ぶ理由にはもう一つあって、
抜け毛がないことからアレルギーの原因である毛を
落とさないというところもあるのです。
小さな子はどんなものがアレルギーになるかもわからないことがあり、
そういった小さなころからでも生き物に触れさせたいと思う人は
トイプードルを飼うことが多いようです。
トイプードルの活躍するところの一つとして、そういった子供のそばがありますが、
一人暮らしの女性や社会福祉の施設などにおいて老人や障害を持つ人々との
交流を持っていることも多くみられます。
一種のセラピー犬として、チワワなどの小型犬と働くことだってあるのです。
お店の看板犬として存在していることも多く見られます。
愛らしさの他にもこういった良さがみられるトイ・プードル。
可愛がれば可愛がるほどその愛情を受け止めて素直な犬になることでしょう。
家の中でもきちんとしつければ、
長く一緒に過ごすパートナーとしてはもってこいです。